酒飲みの大義名分

高級ワインの会〜ポムロール恐るべし

2013年07月12日

先日ワインの先生のお店で「高級ワインの会」が開かれました。

1本2万円のワインでも15名くらいで飲めば(一人グラス一杯ですけどね)チャレンジできるという先生の優れものの企画です。

ロワールの白3本とボルドーの赤2本を飲みました。

素晴らしいワインはグラス一杯でも素晴らしかった。いや、グラス一杯で幸せになれるのでした。

同じ白でもこんなに色が違います。一番左の白は「ビオデナミ」でぶどうを作っている天才と言われる「ニコラ・ジョリー」の白です。品種はもちろん「シュナンブラン」。ほとんど赤ワインに等しいイメージの白。フルーティーなんて言葉は合いません。凝縮された味で、香りはハチミツのような甘い香りを連想させるのだけれど、口に含むと複雑で奥深いまさに作り手の顔が連想されるようなワインでした。「シュナンブラン」は素晴らしい。

白ワインというとフルーティーでフレッシュ感、青リンゴ、洋梨、白い花、ミネラル、ちょっとの塩とかとかあるけれど、そんな感じが余り好きではない私にとって「シュナンブラン」そしてあまり市場には出回っていない「ロモランタン」はとても私好みの白ワインでした。今回飲んだ「ロモランタン」は1850年に植樹されたフランスに現存する最古のプレ・フィロキセラ(フィロキセラの害を受けていない)ぶどう畑から生まれる希少ワインでした。歴史を飲んでるって感じ。感慨深いものがあります。

圧巻はボルドーの赤ね。

ポムロールの「ラ・コンセイヤント」とグラーブ(ペサックレオニャン)の「オー・ブリオン」を飲みました。

抜栓は1時間から2時間前。テーブルにおかれたとたんにクラクラするような香りが襲ってきます。あまりの芳香の中で倒れそうです。マジですよ!

このイベントは先週の日曜日でしたが、火曜日くらいまでは鼻の周りでこの香りが離れません。

私の印象は「お香の香り」なんですよね。木や土の香りに熟成された葡萄の素晴らしい香りが重なって、何かの香りだなぁと考えてましたが多分「伽羅」に近いような天然の香しさが全体の空気の中に漂う感じ。京都のお寺にいる感じとでも言いましょうか。

いつまでもいつまでも漂っていました。

これは普通ではできない経験。心から幸せだと感じる一日でした。

どっちが美味しかったというと・・・恐るべし「ポムロール」!!メルロー主体で滑らかさも残しつつ口当たりがよく、コクとタンニンのバランスが素晴らしかったです。ヴィンテージは1999年。メルロー主体はカベルネ・ソーヴィニヨンと比べると長い熟成には適さないようです。今が飲み頃のまっただ中って感じだそうです。

ホントに倒れるくらいの香りの中で貴重な経験をさせていただきました。先生ありがとうございます。

秋もあるようなので是非参加するつもり。と共に、1年のうち1回は(1本は)1万円くらいのワインを自分のご褒美として飲もうと思うのでした。

ワインって高けりゃいいんなんてもんじゃない!!と思ってましたが、ちゃんと輸送、保存され、飲み頃やサービスを熟知したソムリエやワインアドバイザーのもとでいただく素晴らしいワインは、その金額には変えられない価値があることを思い知らされました。

あの感激をもう一度味わいたいと思ってます。

ワインは素晴らしい!!作り手に感謝感謝です。


スローフード名古屋東


この記事へのコメント

  1. 高級ワインの会良いですね!ぜひ参加してみたいものです♪

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【ブログ担当者】 shoko
スローフードあいち設立当初からのメンバー。料理好きの猫好きのお酒好き。
お酒は何でも好きだけど一番ホッとできるのは「バーボン」。
日本ソムリエ協会会員 ワインエキスパート

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