KAOさんのスローライフ&Cooking

命の授業=阪神淡路大震災と高校生から学んだこと= 2013年01月17日


18年前の、1995年1月17日阪神淡路大震災が起きました。名古屋でも、早朝に強い揺れがあり、私もびっくりして起きました。

たくさんの方の命が失われました。

大変なことが起きていると思いながら、まだ若かったせいか?今ほど感情的でなかったのか?知り合いもいなかったせいか?遠い話としてしか、感じていない自分がいました。(ごめんなさい。。)

ただ、当時、焼け野原になってしまった、自宅の前と思われる場所で、女性の呆然と佇んでいる姿が、新聞の一面に、大きく採り上げられていたのを見た時、とても、胸が痛くなったのを、憶えています。

この日は、私の弟の誕生日でもあります。

そして、その一年後、私の姉は、東北での旅の途中、事故で亡くなりました。

その後、父、祖母の死。

 

 

大切な命。そんな頃から、私自身の考え方も、変化していったように思います。。

死を受け入れるって、簡単に出来ないし、その人を忘れてしまうことでもない。自分だけが、苦しいのでもない。

 

皆それぞれに、苦しいこと、悲しいこともある中で、楽しい事、嬉しいこともあり、成長していくことで、幸せがある事に、気づかせてもらい、とても感謝してます。

 

そして、味覚教育との出会い。

 

ちょっと、話は逸れますが、三重県の高校生レストランで有名な、相可高校を取材したTV番組での内容です。

 

相可高校では、松阪牛専攻生が、牛を育てています。

ゆりよしと名前がついた松阪牛は、入学してきた生徒さんと一緒に、学校で育ちました。

世話をしてきた3年目の昨年、競りにかけられ、200万円の価値がつき、落札されました。

競りにかけられる直前まで、丁寧に丁寧に、生徒たちは、たくさんの愛情を注ぎ、ブラッシングしていました。

 

そして、お別れの日も、綺麗にブラッシングしてもらい、トラックに乗せられたゆりよし。

「産業動物だと、分かっていても、ゆりよしは大切な生徒。送り出すのは悲しいけど、一足先に卒業・・」と先生の言葉。生徒たちの涙。。

 

ゆりよしは、牛祭りで、お弁当として食されることになりました。

先生は、生徒たちに、「食べられるか?」と尋ねました。戸惑う気持ちをみせながら、お弁当を、皆、おいしいと食べてました。

そして、ゆりよしに感謝。牛だけじゃなくて、そのほかの食べ物に対しても、感謝の気持ちを持てるようになったと。。

命の授業を受けた生徒達の心は、大きく成長してました。

相可高新聞 ←くりっく 

自分たちの体の中で、応援して、元気にしてくれている。。そんな気持ちになれるのが、すごく尊い。。

 

素敵な学校だなって思いました。食を考えることは、命を考えることに繋がってます。

 

 

「いただきます」「ごちそうさま」

食育で学び、意味を知っている子供達も、多くなってきました。でも、答えることはできても、感動を持てているのでしょうか。。

机上だけでは、学べないこと。体験して、感動すること。

私の、目指す味覚教育は、そこにあります。

 

九州での実話ですが、同じように、飼育されていた牛と女の子のお話があります。

‘いのちをいただく’

本、紙芝居になっていますので、朗読や、読み聞かせなどに、使わせてもらえたら・・と、考えてます。

 

命は、時間。

動物、植物も、限りある時間の中、一生懸命、精一杯、生きてます。

ですが、私たちは、生きていく為に、理不尽、不条理とかなく、それらを、食べていかなければなりません。

命あるものを食べなければ、健康にもなれません。

それは、理屈抜きに、自然のことだと思います。。

ただ、人間は、他の動物たちより、知恵が働きますし、動くことのできない植物と違い、行動ができます。。

人としてできること!!

食べ方、粗末にしないことを、ちゃんと理解していかなければ・・・・。

食物連鎖のことを、生物多様性のことを・・・。。

自然のルールを知って、地球環境を、守っていくことを。。。

 

 

そして、消えゆく命もあれば、生まれくる命もあります。

命のリレーション。。

そんな事を、学びながら、心優しくなれるように、食べるものから、植物、動物たちのこと、周り人々のこと、日本のこと、世界のこと、地球のこと、宇宙のこと、いろんなことを考えて、心に響く味覚教育を、発信できる人に、なりたいと思ってます。

We are the world

 



この記事へのコメント

  1. m&k より:

    「いのちをいただく」ですか。本当にそうですね。
    私たちは、色んな生き物の命をもらって生きているんですよね。
    自分が何年間も育ててきた牛が売られて、その肉をいただくというのは、まさに命の授業ですね。
    それによって、他の食べ物にも感謝できるようになったなんて、本当にすばらしいですね。
    食べることは、人間の本能の1つで生きるためには、絶対に必要なことなんですが、よく考えると食材で人工的にできているものって何もないですね。
    いつも何かの命をもらって生きているんですね。
    今回は、本当にいい話を聞かせてもらった気がします。ありがとう。
    これからも頑張ってください。

    • kaori より:

      m&kさん、、ゆりよしと生徒さん見て、私、号泣でした。(ToT)
      なのに・・・食欲がなくならないのは、困った??生きる本能ですね。。
      人工的な、調味料、添加物はたくさんありますが、本来、食べ物は、命あるものですね。。
      命あるもので、身体は作られてます。ケミカルなものは、やはり、アレルギーを引き起こしたり、心が落ち着かなくなったりします。。
      そう!命あるもので、思い出しましたが、玄米は、水につけると発芽します。
      白米は、水につけても発芽しません。
      白米を食べるようでしたら、出来るだけ、直前に精製した方が新鮮で、身体に良いと思います。

コメントはこちらから!

トラックバックURL:http://www.slowaichi.net/kao/2013/01/4739/trackback





カテゴリ:Kao's 食育,mobile,未分類|投稿時間11:33 AM
タグ:


カレンダー

« 12月 2013年1月 2月 »

 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

記事のカテゴリ一覧

最新の記事

タグクラウド

「単語をクリックすると、その単語が付箋(=タグ)として張られた記事が一覧表示されます。大きいものほど使用頻度が高いタグです。

キーワード検索



【ブログ担当者】 Kao
現在は、ファイナンシャルプランナーとして勤務。
食育インストラクターと保育士の資格を合わせ、それを生かそうと、2008年にスローフードあいちに仲間入り。
また、食べる事が大好きで、アレルギー持ちの事もあり、薬膳・マクロビオティック・ハーブなど、ナチュラルでヘルシーな食事法を勉強中。
趣味は、お菓子作り、ランニング、読書、音楽、DOG?

お知らせ

イベントや教室開催など、
ブログ運営者からのお知らせです。

なごや環境大学共育講座 ...
2017年9月20日

なごや環境大学共育講座開催のお知らせです。 『自然の恵みを食卓で』 身近な食か ...


メルマガ登録

「Kao's スローライフ & Cooking」ブログの更新情報をメールでお届けします!


 


最近のコメント

過去の記事

リンク先