早春の候 《味噌》

3月(弥生)に入りますと、祖母が大切にしていました二本の木が、春を運んでくれます。椿の花が蕾み花を咲かせ、玄関横の沈丁花(ちんちょうげ)は、香り放ち、甘い香りに包まれます。また、この頃までが、味噌を仕込む良い時期となります。暖かくなってからでは、発酵具合、雑菌の繁殖などで味噌の仕込みには適さないようです。

椿ちんちょうげ

愛知県の味噌と言えば、赤味噌が主流ですよね。いわゆる豆味噌が、代表です。

そう言えば!と、昨年、広報担当の秋山さんと一緒に、味噌作りの見学に行ったのを思い出しました。
スローフードあいちの会員さんでもあります、にんじんCLUBさんのイベントにて、味噌作りを勉強させて頂きました。


大豆をゆっくり煮て、柔らかくして、麹(こうじ)と混ぜ合わせ、約一年かけて発酵させます。丸めた味噌玉を、空気を抜くため、バシバシ!!と投げ入れていきますが、結構、皆さん楽しそうに投げ入れてました。

いろいろな種類の味噌

同じ大豆から、麹の種類が違うだけで、これだけ違った味に仕上がるのは、不思議ですよね。

味噌作りイベント:精進料理

味噌作りのイベントの後には、一年前に作った味噌を使い、箱膳でおいしい精進料理を頂きました♪

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私も、自宅にて豆麹と米麹で、2種類の味噌を作ってみました。実は、少し水分が足りなく、心配してましたが、何とか無事に発酵してくれてました。

自分で作ったお味噌は感激します☆「手前味噌」という言葉は、自分の作った味噌を自慢した言葉です。。それほど、日本人にとって味噌は大切で自慢のできる食材なのですね。

その味噌作りに来ていた学生さんグループ。その年の春、卒業を迎え、それぞれに旅立ちをしていこうという時期。思い出にと、味噌作り体験をやろうと言う事になったそうです。一年後に、出来上がった味噌を持ち寄り、出来栄えをそれこそ自慢し、そして味噌を使った料理をしようと、その時に、また皆で会おうと約束をしたそうです。なんか、良い話ではないですか?(*^。^*)と!その一年後になった、今年・・・皆で会えたのでしょうかね。味噌も出来上がるこの時期、彼女達もそれぞれの道で、きっと成長している事でしょう。ちょっぴり、気になります。

そして、秋山さんの味噌もどうなったのでしょうか???すごーーく、気になります(笑)

ちなみに、私の味噌はこんな感じデスヽ(^。^)ノ

てまえ味噌

S.F.農園の大根を、先日、吉岡夫妻より頂きました☆これで、今年の大根の収穫は終了です。いつも、本当にありがとうございます。寒い季節は、畑も大変かと思います。その大切に育てられた、大根。。前回より一層、しっかりとした感じに育っていました。

ふろふき大根。。

スローフードあいちの畑でとれた、ふろふき大根

出来上がった味噌を使い、ねぎ味噌がまた大根に良く合いました。

後は、切干大根に初挑戦しました。!(^^)!

味噌作りで、お世話になりましたにんじんCLUBさんは、3月に名古屋市緑区に、新しいお店をオープンされます。身体に優しいナチュラルで、オーガニックのお料理と聞いておりますので、近いうちにお伺い出来る事を楽しみにしています☆

◇厄餅:愛知伝統野菜の冬瓜◇

如月(きさらぎ)。寒さゆえに、衣を更に着る。陽の気が更に来るからという説もあ
りますが、少しずつ、春が近づいていますね。

公園の梅の木も花が咲き、寒さが残る中にも、徐々に春が訪れている事を、真っ先に
知らせてくれています♪

梅の花

下萌(したもえ)という言葉は、まだ雪の残る大地の土の下では、生命の息吹を感じ
てくる頃、芽吹いているという、この時期の季語でもあります。

さて!節分過ぎ・・今年、厄年の方は、(男性は、25歳・42歳 女性は、19
歳・33歳)神社などで厄祓いをされている方もみえると思います。

節分後、職場のH課長が、たくさんのお餅を持ってきて下さいました。

厄餅(やくもち)

今年、42歳の課長は、厄年です。犬山市では、厄餅と言って、歳より一つ多いお餅
を用意して厄払いをするそうです。42歳なのに、43個?一つ余分な意味を尋ねた
ところ、実は??分からずでした。私が推測(・・?するには、お餅の数を厄に例え、
一つ増やすことで、厄を抜けるのではないのでは?と。もし、ご存じの方がみえまし
たら、また教えてください。一つは、その地域の神社へ納め、後は、皆さんへ配られ
るという伝統的な厄払い行事です。

行事については、やはり古くからその地域に住んでいる方は、伝統を守ってみえます
が、新しく住まわれる方などは、行事自体を知らない上、参加もなかなか難しいよう
で、ちょっと残念な感じもします。古くから伝わる地域の行事も、受け継いでいける
と良いのですが・・。時代の流れと共に、少なくなっていくのは、仕方のない事かも
しれませんが、何となく寂しいですね。

国府宮のはだか祭も、厄払いの行事として、有名ですね。

厄を分けてもらうのは、どうかと思いつつも?お餅に目がくらみ・・頂いてきまし
たヽ(^o^)丿有難うございました。

ぜんざい

早速!ぜんざいを作りました。お餅も焼いて・・ちなみに、このお餅を焼く餅網の道
具は、とっても便利で美味しく焼けます。

お餅

お餅のつき方も素晴らしく、ずっしり感があり、ペロリと頂きました。(^u^)
きっと、課長の厄祓いは、私のお腹の中で、無事に消化した事でしょう(笑)

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SFあいちの冬瓜

そうそう!S.F.農園の冬瓜。。冬瓜は、字を見ると、冬がついているので、冬野菜の
イメージが強いかもしれませんが、夏の野菜です。冬瓜を、随分前《夏過ぎ位》に頂
いたのですが、長い間・・ほっておいたと言いますか、文字の通り冬に至って、春に
なってしまいました。でも、まだ食べられる状態なので、冬瓜の保存力はスゴイです
ね。

実は、以前、冬瓜を干したのですが、さすが水分が多い。調べてみたら、95%ほど
水分との事です。干したらカラカラ(^_^メ)になってしまいました。味噌汁とかの具
材として食べましたが、干し野菜には、ちょっと不向きでした。。

冬瓜と春雨の中華風!

冬瓜と春雨の中華風

早生(わせ)冬瓜は、愛知の伝統野菜の一つで、生産量も多く、昭和初期頃までは、
庄内川流域で、盛んに栽培されていたそうです。

きんかん

そして、きんかんもこの季節ならではの食材です。オアシスの朝市で購入しました。
無農薬と分かっているので、安心して皮ごと食べられますね。

きんかんは、喉にも良いそうなので、風邪予防にはもってこいです。

こちらも、最近、干しブーム?何でも干してしまう私なのですが、きんかんピールを
作りたいなーと思い、作ってみました。現在、こんな感じで干しています。

きんかんを干したところ

そして、
鳥に食べられないよう、ザルなどで防御も忘れずに!(見はり番も置いてと!(^^ゞ)

きんかんを干したところ(見張り番つき)

太陽の恵みで、美味しく、出来上がるのは、約一週間後!楽しみに待ってまーす。
(^o^)丿

◇食の安全性(食育)と、CINEMA《未来の食卓》◇

本当に、寒い毎日が続いていますね。水仙の花が、冬を物語っています。

水仙の花

1月初旬に、無病息災で七草粥も食べたはずなのに、その後、自宅や職場でも風邪が流行っており、四面楚歌状態。。しっかり、風邪をもらってしまいました。環境大学のイベントも参加できず、本当にスミマセンでした<(_ _)>

でも、イベントの評判は上々だったと伺ったので、良かったです♪

さて!元気になったところで食育のお話。。第3弾!


【食育の基本の柱】

1.?? 選食力を養うこと・・食べ物の安全性を見極める目を持つ。

2.?? 食事作法・・「いただきます」「ごちそうさま」をきちんと言える事。

3.?? 地球の食を考える・・世界の人口約67億人のうち、豊かな食生活をしている人口は8%です。日本は、その8%(6億2千万人)の中に入ります。


【選食力!食の安全性について】

最近では、よく食の安全性の問題が、ニュースや新聞などで取りあげられています。

地産地消で、生産者が分かる事も、もちろん大切ですが、最終的な防衛策としては、自分自身で味覚を養っておく事も大切です。昔の人は、自分の目・舌・鼻の感覚で、その食べ物が安全かどうかという事が自然と身についていました。

食べてみて、おかしいと思う味覚が必要であり、味覚を養う為にも、日ごろから食べ物の味に敏感になることは、大切ですよね。

味覚と言えば!職場の話になりますが、辛い、濃い、脂っこい食事が大好きな方が多く、時々心配になります(~_~;)
トウガラシが大好きだったり、粉チーズをあるだけ全部パスタにかけてしまったりと。。結構ビックリします。

試しに味覚レッスンをしてみました。これ、なんでしょう?

味覚レッスン

見た目は、チーズケーキ?という訳で、この、素材を当ててもらおうと、ご協力頂きました。

答えは!・・・・豆腐です☆豆腐チーズケーキ。。

にがりの風味が残っていたせいか、結構早く豆腐と気づいて貰えましたので、まぁ?大丈夫かなと、ちょっぴり安心しました(#^.^#) 実験台にしてスミマセン。。でも、ご協力頂き、まことにありがとうございました<(_ _)>

3月の食フェスタのイベントでも、何か味覚教室を・・と、メンバーで考えているところ?ですので、ご期待下さい。


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そして、映画のご紹介♪

一年ほど前、フランスで上映された、ドキュメンタリー映画。≪未来の食卓≫
CINEMA:未来の食卓
昨年、横浜でのイベントで、スローフードニッポンのフィルムでもあり、気になっていた作品でした。名古屋でも上映されていたので、観てきました。

フランスの小さな村を舞台に、まず目に飛び込んできたのは、桃農園に、白い霧がかかっているシーン。本物の霧ではなく、10種類以上の調合された農薬が、散布されている映像。

フランスは、農業大国でありながら、農薬に依存し、農家の人々は、その農薬により、身体が汚染され、病気となり、家族にも次々と病気が襲う。ましてや、小さな子供までもが、白血病などで命を落としていくのは、何とも言えない気持ちになります。また、その現状を淡々と語る母の姿が印象的で、何度も、胸が詰まりました。

環境ホルモンの問題。。。正直、私が語るより、一度皆さんに観て頂けたらいいなと思う作品でしたので、機会があれば是非、観てください。

先日、東北にて無農薬の林檎農園を営んでいらっしゃる方のTV番組を見ました。農薬散布で、自分の家族が病気になってしまうのを、救いたいという想いから、難しいと言われる無農薬の林檎を作るという事で、本当に苦労して苦労して、実らせた林檎が紹介されていました。その時に、ふと〈未来の食卓〉と被るところがあるかなと感じました。

映画に出演している子ども達の、食に対するちょっぴり大人びた会話や、学校菜園を楽しんでいた様子。また、「オーガニックとは何?」の問いに、「自然なこと!」と、ズバリ一言で答えた男の子。そうです!!その一言につきると、教えられました。S.F.あいちの今後の活動にも、方向性を与えてもらえたような気がしました。

以上で、食育の3つの基本の柱について、お話させて頂きましたが、また色々な面から、食育についてのお話をしたいなーーって思っております。(^o^)丿

では、皆様、もう春は近づいていますが、気温の変化などで、体調を崩さないようお過ごし下さい。

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