スローフードあいち活動報告BLOG-あいちの伝統野菜調査レポート

2008年1月25日

八事五寸にんじんお料理紹介

さてさて、前回記事にて紹介した、
『八事五寸にんじん収穫祭』でちゃっかりいただいて帰った、
『八事五寸にんじん』をSFあいちの役員の方に調理して頂きました!
今回は収穫祭が開催された12月22日の冬至の日にちなんで、
冬至メニューを作っていただきました!さっそくご紹介してゆきます☆

【八事五寸にんじんごはん】

【八事五寸にんじんのなます】

【冬至の定番、かぼちゃとともに】

☆SFあいち役員お料理コメント☆
 12月22日が冬至ということで、
 愛知県では冬至に「にんじんごはん」を食べる習慣があったとのこと。
 カボチャはよく聞きますが「にんじん」は初耳。
 そこで「にんじんごはん」と「にんじんと大根のなます」
 全国的に定番の「かぼちゃの煮物」を作りました。
 これで完璧な冬至:無病息災対策です。

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ところで今ふと思いましたが、『冬至の日』にはゆず湯に入ったり、
かぼちゃや冬至粥(小豆入りのお粥)を食べると風邪をひかないなど、
一般的な節気の行事食として定番の食材がありますね。(地域によって違いますが。)
でも「なんでかぼちゃやゆずなの?」と思いませんか?
ちょっと気になったので調べてみました。以下のサイトで詳しくのっていたので、
興味のある方はご覧になってみてください。

冬至にかぼちゃを食べるわけ
冬至:日本文化いろは事典

こういった節気や行事食のルーツを調べていくとおもしろいですね☆
昔のひとは頭が良いなぁーと感心してしまいます。笑

さて、皆さんは節気ごとにこのような行事食を
作ったり食べたりしていらっしゃるでしょうか?
私もそうなのですが、日々なんとなく生活を過ごしていると、
季節のかわりめや、節目を見過ごしてしまいがちです。。
たしかにこういった行事食や、節気を象徴する食材を目にしたり、
食べたりすることで、季節の変化を感じたり、食材の有り難みを再確認できます。
昔の人はそういったことをちゃんと分かっていたのですね。。

みなさんもぜひ季節の節気に行事食、試してみてはいかがでしょうか?

2008年1月24日

八事五寸にんじん収穫祭メニュー

さて、今回は前回記事でもご紹介した「八事五寸にんじん収穫祭」にて販売されたとってもおいしい八事五寸にんじんメニューをご紹介してゆきます!八事商店街に加盟している各飲食店の皆さんが協力して来場者に振舞う、パン、カレー、ジュースなど収穫祭に来た人しか味わえない、一日限定のメニューの数々をご紹介したいと思います。   

 

【八事五寸にんじんカレー】
こちらは八事商店街の加盟店、
本場のインドカレーと、
タンドール料理を提供する、
MISTYさんの料理担当ZAKIさんが
発案した「にんじんカレー」です。
お鍋の中からは本場のカレーの
とってもおいしそうな匂いが‥☆
なんとも食欲をそそります!
実店舗メニューも是非ご賞味あれ。

【MISTY】
名古屋市昭和区広路町北石坂102-144
クリスタルプラザ1F
TEL:052-833-5058  

 

【早速いただきます】

 

おいしそうな匂いにつられてちゃっかり購入。八事五寸にんじんの料理が目の前にあるのに食べずにはいられません。笑これが素材ももちろんですが、カレー自体も本当においしかったです☆ 八事五寸にんじんの甘みがカレーとよくあっていて◎○ カレーも辛すぎず、にんじんの主張もちゃんと感じられる一品でした☆

 

 【にんじんスープと生ジュース】

   

カレーをぺロリとたいらげたところで、次はのどを潤す、八事五寸のにんじんスープ(左)と生ジュース(右)です。笑どちらも素材の味を生かしたやさしい味でした☆ 特に生ジュースは八事五寸にんじんの甘みがとても感じられて、しかもとても飲みやすかったですよ☆

 

【にんじんパン】   

 

 

さてひととおり食べて飲んだところで、なんと次はお持ち帰り用のパン。一番上が八事五寸にんじんを使った食パン、写真左下がにんじんあんぱん、写真右下がにんじんコルネです☆ 生地の中には八事五寸にんじんのエキスが、細かく刻んだにんじんも具として入っていて、にんじんの触感も味わえます。これもパン生地がもちもちでおいしかったです。  

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八事五寸にんじんをテーマに色々なメニューができるものですね☆ 結局イベント当日に提供されたオリジナルメニューは全て残すことなく味わいました。笑甘くておいしい八事五寸にんじん、興味のある方は是非ぜひご賞味ください。 八事商店街では定期的にこのようなイベントを行っておりますので、お近くにお住まいの方は、イベントの際に一度遊びにいってみてはいかがでしょうか?     

 

 

2008年1月17日

八事五寸にんじん収穫祭

先日、名古屋市天白区の「八事山興正寺」にて行われた、
「八事五寸にんじん収穫祭」へ遊びに行ってきたのでその様子をご紹介します☆  

八事商店街が主催するこの収穫祭、 あいちの伝統野菜である八事五寸にんじんを使った様々な料理の提供や、 その他アトラクションなどを開催していました。  

アトラクション

●先着200名様に「やごと五寸にんじん」と冬至にちなんだ「ゆず」をプレゼント
●八事商店街の名店によるパン・カレー・スープなど、やごと五寸にんじんを使った料理や、飲み物の販売
●マジックショーの開催

【八事商店街理事:守田さん】  

   

こちらは八事商店街の理事を務める守田将美さん。
地元の名前が付いた「八事五寸にんじん」を知ってもらおうと、
商店街をあげて八事五寸にんじんのPRを積極的に実地されています。
昨年8月には、にんじんの種を配る催しも行っていましたが、今回のイベントは、
12月中旬に収穫を迎える八事五寸にんじんを味わってもらうため、
来場者に「八事五寸にんじん」とイベントが開催された冬至の日にちなんで、
「ゆず」を無料で配布してくれるという何とも太っ腹な内容でした☆ 

 

【にんじん発見】

  

これから配布されるであろう山盛りの「八事五寸にんじん」を発見。
準備は万端、いよいよ配布スタートです。 

 

【にんじん配布スタート!】

 

午後3:00、にんじんとゆずの無料配布がスタート!
今か今かと待ちわびていた地元の来場者がいっせいに長蛇の列を作ります。
私もにんじんとゆずをもらうためちゃっかりその列にまぎれ込みました。笑  

 

【八事五寸にんじんとゆず】

 

本日の収穫物、八事五寸にんじんとゆずです。
八事五寸にんじんの方は、まだ土がついていて、採れたて新鮮です♪
あっとゆう間に配布用のにんじんとゆずは無くなり、
来場したお客さんがとても嬉しそうに持って帰っていきました。。
さて、次回はそんな盛況ぶりを見せた収穫祭にて販売されていた、
八事五寸にんじんを使ったおいしい料理や飲み物などをご紹介していきたいと思います!     

 

 

2007年11月14日

八事五寸にんじん。

前回に引き続き…
「名古屋市農業センター」にて、アルカ食材の調査レポートの続きです。
農業センターの吉川さんに八事五寸にんじんの畑を見せてもらいました。

【八事五寸にんじん畑】

当たり前ですが、にんじん本体は土の中で見えません…。


吉川さん、何本かにんじんを抜いて見せてくれました!
どうもすみません…★


これが八事五寸にんじんですか…。
一般的な「人参」とどうちがうのでしょうか?と素朴な質問。

すると吉川さん、図を書いて説明してくださいました。

分かりますでしょうか?
左側が「八事五寸にんじん」、右側が一般的な人参です。
一般的な人参は先っぽが尖っているのに対し、八事にんじんは、
先っぽまで太いのが特徴。(全部が全部太い訳ではありませんが…)

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【八事五寸にんじん】
大正8年(1919)、名古屋市天白区元八事の近藤儀兵衛という方が、
東京の種苗店から三寸ニンジンの種子を購入、その種子を蒔いて収穫した中から、
最も優秀な8本を選び、それを原種としたのがルーツとされております。
肥料にこだわった清浄野菜として市場にだしたところとても評判が良く、
昭和初期には東京や大阪、香港にまで輸出がされるほどの人気ものでした。
名古屋市内での生産は当時ほど盛んではありませんが、

現在少しづつ生産地も拡大し、

地元では「八事五寸にんじん」として広く知られています。

★特徴★
色が濃く、肉質が良く、普通の人参よりも甘みが強く味付きが良い。
商人によるニンジンの評価として、清浄野菜で風味が良くて、
道々歩きながら腰のポケットから出してタバコ代わりに喰い歩くということで、
「一日として、八事ニンジンなくては暮れない」という名言が残るほどです。

煮ても焼いてもサラダでもおいしい「八事五寸にんじん」、
天白区の直売店やJA本店では種も売っています。是非ご賞味してみてください。

2007年11月13日

味の箱舟調査スタートしました!

スローフード協会の3つ使命の中のひとつ、「生物の多様性を守る」ためのプロジェクト、
「味の箱舟(アルカ)計画」にスローフードあいちも取り組みはじめました!
味の箱舟って何?という方はこちらのページをご覧下さいね。

「味の箱舟プロジェクト」

そう、味の箱舟プロジェクトとは、

現在数少ない小さな作り手によってしか作られておらず、

生産量が限られていて近い将来なくなってしまうかも…。
そんな希少な食材や食品を各地方で見つけて保護し、

スローフード協会が「アルカ食材」として認定し、

それらの生産や消費を守り、食の多様性を守ろうというプロジェクトなのです。

さて、意気揚々と調査を始めるのは良いものの、どこから手をつけて良いのやら;
まずはスローフードあいち事務局から本当にすぐ近くの「名古屋市農業センター」へ、
愛知県内にある農作物や畜産物に関してお話を伺いに行ってきました。

【名古屋市農業センター本館】

名古屋市農業センターは、農業の振興をはかるため昭和40年に開設されました。
以前は施設内で試験を行い、試験結果を農家の方のために発信していましたが、
県内の農家の減少により、現在では試験的な栽培などは行っていないとのこと。
今では、農業に親しむ機会の少なくなった市民が農業に親しみながら、
ゆったり憩うことのできる一般市民向けの公共施設として利用されています。

本館へ向かう途中…

『農業指導館』…。農業に関しては素人の私、とても気になります。
お話を聞いてみようと思い、本館に行く前にちょっと中に入ってみました。

農業相談コーナー

「本日の農業相談はお休みさせて頂きます。」…残念です(泣)
後ほど職員の方にお話を聞いたところ、この農業相談コーナーでは、
現在では一般の方向けに野菜や花に関する栽培に関する相談などなど、
随時受け付けているそうです。家庭菜園のちょっとしたお悩みなどこちらへ是非。

少しそれてしまいましたが、本題は「愛知県内のアルカ食材調査」です!
さっそく本館へお話を伺いにいきます。

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お話をして頂いた担当は名古屋市農業センターの管理係で技師でもある吉川さん。
アポなしの訪問にも関わらず、とても親切に対応してくださいました。なんでも、
※愛知県の伝統野菜に認定されている「八事五寸にんじん」を種の保存のため、
施設内で栽培しているとのこと。それは是非!とさっそく畑を見せてもらう事に。
※愛知県の伝統野菜に関する詳しい情報はこちら→あいちの伝統野菜(愛知県HP)

八事五寸にんじんの畑など、施設の様子は次回ご紹介します!

愛知県内の伝統的な食材の調査レポートや現地取材の様子など、
これからどんどんこのBLOGにて更新していきたいと思いますので、
是非ぜひチェックしてくださいね!★



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